Xbox コントローラーから出るバイブレーターの異音・騒音を止める方法
Xbox コントローラーから大きな異音が出る
今回は、以前から気になっていた Xbox コントローラーのバイブレーターからの異音が、「異音」を完全に超えて「騒音」に近いレベルまで大きくなってしまったので、いよいよコントローラーを分解して修理することにしました。
ちなみに、どんな異音かというと鳥の「鴨(カモ)」が鳴くような「ガー!ガー!ガー!」という大きな音で、この音が出ている間はゲームの音も聞きづらくなります。。。_| ̄|○
大きな異音の原因
原因はコントローラー内部のバイブレーターの回転部品がコントローラー本体に当たっているか、バイブレーターの固定が甘くなってバイブレーター本体が暴れてしまっているからだと考えられます。
ということで、今回はコントローラーを分解して、そのあたりを重点的に点検して問題があれば対処したいと思います。
~ 分解・点検・対処~
<分解>
バイブレーターが露出すれば良いので、表カバーと裏カバーを外すだけで大丈夫です。※ページが長くなってしまうので、分解手順は以前の記事「Xbox One X コントローラーを分解してトリガーの不調を修理」を参考としてください。m(__)m
<点検>
こちらが異音の原因になっているコントローラーのバイブレーター部分です。バイブレーターは左右のグリップ内にありますが、異音が出るのは右グリップ内の細かい振動を作るバイブレーターなので、その周辺を重点的にチェックします。
まずは、バイブレーターモーターの固定に問題がないかをチェックします。目視でチェックしましたが、モーターとモーターを固定しているプラチック部分にすき間のようなものはありません。
次にモーターの裏側です。こちらはモーターの中央部をピンポイントで押さえていますが、やはりすき間のようなものはありませんでした。
モーターの固定に問題がないとすると、異音はどこから発生しているのでしょうか・・・謎ですね・・・(^^;
そして、モーターの軸が摩耗したのかもなあ・・・とあきらめつつ、何気なくモーター本体をつまんでみたところ・・・ある異変に気付きました。
なんと、しっかり固定されていると思っていたモーター本体が、予想以上にグラグラしているのです。。。_| ̄|○
これじゃ異音が出るよなあ・・・まさに、見た目にだまされかけた感じです。。。_| ̄|○
<対処>
対処方法はいろいろありますが、今回は、モーター本体とモーターを固定するフレームのすき間に何かをはさみ込んで、モーター本体のグラつきを取りたいと思います。
ただ、ここのすき間はあってなようなものなので、紙のようなものしかはさめませんね。。。(^^ゞ
ということで、とりあえず付箋紙を適当に手でちぎって二つ折りにした紙を用意しました。(^^ゞ
そして、こんな感じにモーター本体と固定フレームの間に紙をはさみ込みます。一見するとすぐに外れそうですが、折った紙だけでしっかりすき間は埋まるので、すぐに外れる心配はなさそうです。
さっそく、この状態で一度コントローラーを半分組み立て、実際にテストしたところ異音は完全に止まりました。\(^_^)/
無事に異音が止まったので、このまま組み立てて完了としたいところですが、せっかくなので、異音が出ていない側のモーターとフレームのすき間にも、折った紙をはさみ込んで異音を予防します。
パッと見ると、ちょっとなにやってるかわからない・・・という感じです。。。(^^ゞ
最後に、コントローラーを組み立てて今回の作業は完了です。
備考・その他
今回実施したコントローラーの異音・騒音対策のおかげで、騒音をまき散らしていたコントローラーもすっかり大人しくなり、これで快適にゲームを楽しめるようになりました。
やっぱり、ガー!ガー!とうるさいコントローラーよりも、静かにブルブルと震えるコントローラーの方がいいですね。(^^♪
END