ハンコン「G920」のアクセルペダルが不調になったので自力で修理した結果・・・(前編)
購入1ヶ月でアクセルペダルが不調に・・・
突然ですが、まさかの出来事です・・・_| ̄|○
自宅で使っているハンドルコントローラー「G920」のアクセルペダルが不調になり、アクセルペダルをまったく踏んでいないにもかかわらず、アクセルが微妙に開いた状態になるという不調が時々ですが発生するようになりました。
不調が発生するタイミングは、加速の直後などアクセルペダルから足を離した瞬間で、不調が出た場合は、軽めにもう一度アクセルペダルを踏み直すことで大抵は正常な状態に戻りますが、その確率は100%ではなく繰り返し開いたままになってしまうこともあります。
アクセルペダルを踏んでいないにもかかわらずアクセルが少し開いている…(Forza Motorsport 7 で確認)
やはり「放置」はできない…
今のところ、不調が発生する頻度は10回に1回程度と低く、開いたままになるアクセル開度も「5~10%」と少ないので、修理しなければ走行できないといった深刻な状態ではありませんが、世界ランキング上位を目指している Forza Motorsport 7 のタイムアタック中にもこの不調が発生することがあるので、このまま放置することはできません。
やはり、インターネットで早急に不調の原因を調べて、自力で修理できそうな場合は自力で修理しようと思います。
不調の原因は?
早速、インターネットで不調の原因を調べたところ、すぐに、アクセルペダルと連動してアクセルの開き具合を検出している「ボリュームスイッチ」の接点が劣化すると、アクセルが少し開いた状態になってしまうこと、そして、その接点を復活させることで不調から回復できるということが分かりました。
また、有志の方の貴重な情報と記録により、実際の修理の手順もおおよそ理解することができましたので、今回は自力での修理に踏み切りたいと思います。
万が一、修理に失敗して完全に壊れてしまった場合は、おそらく共通だと考えられる「G29」のアクセルペダルを日本ロジクールから購入すれば、何とかなるでしょう・・・アクセルペダルだけ売ってくれるのかは不明ですが・・・( ;∀;)
では、さっそく修理開始
修理をするアクセルペダルは向かって一番右のペダルです。
分解に使う道具は「ドライバー」と「六角レンチ」です。※六角精児ではありません
まず、ペダル本体を裏返しにして赤い丸印の位置にある14本のネジ(すべてシルバー色)を外します。
このネジは頭のネジ山がやわらかく崩れやすいので慎重に回します。
ネジは滑り止め機構の奥にも2本あります。
続いて、アクセル、ブレーキ、クラッチ、それぞれのペダル板を六角レンチで外します。
ペダル板を取り付けているネジはアクセルペダルのものだけ少し短いです。
アクセル、ブレーキ、クラッチのペダル板を取り外すとこうなります。
次に、ペダル本体上面のカバーを外しますが、ペダル本体と上面カバーは信号用の電気コードでつながっているので、あまり力を入れて勢いよく持ち上げないようにします。
作業は下の写真のように、上面カバーを裏返したて行います。
赤い丸印の部品が不調の原因になっているアクセル開度を検出している「ボリュームスイッチ」です。
試しにボリュームスイッチの中央にあるプラスチックの黒い突起を押しながらアクセルペダルを操作したところ、不調の症状がまったく出なくなることがわかりました。
やはり、このボリュームスイッチ内部の接触不良が今回の不調の原因になっているようです。
ボリュームスイッチを横から確認するとすき間から金属製の「端子」のようなものが見えたので、この部分をエアダスターで軽く噴いてみます。
もし、端子と基盤の接触不良の原因がこの部分に付いた細かいゴミであれば、これ以上分解せずに修理が終わりますが、果たしてどうでしょうか。
これが、空気を噴き出すエアダスターです。ホームセンターで400円くらいで売ってます。いろいろと便利なので一本買っておくとよいですね。
付属のノズルを付けて何度か軽めに「シュッ」と吹きます。
さて、結果はどうでしょうか・・・・?
ということで・・・後編に続きます。
ハンコン「G920」のアクセルペダルが不調になったので自力で修理した結果・・・(後編) - XBOX ONE X のゲーム日記
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