Windows 10 に付属している「Xbox」アプリがとても便利だという件
便利な Windows 10 の「Xbox」アプリ
Xbox One の便利な機能のひとつに Windows 10 の「Xbox」アプリとの連携というのがあります。
「Xbox」アプリは Windows 10 に標準でインストールされていて、このアプリを使うとPCから同じネットワーク上にある Xbox One コンソール(Xbox One X、Xbox One S、Xbox One)に接続できるようにな、電源のON/OFFやストリーミングなど・・・いろいろと便利な機能を利用できるようになるので、PCを持っているならぜひ活用したいところです。
「Xbox」アプリのホーム画面。自分の実績やフレンドのプレイ状況も確認できる
「Xbox」アプリの便利なところ
このアプリにはたくさんの機能がありますが、個人的に便利だと感じる機能は以下に並べた5つです。
① ストリーミングが簡単にできる
同じネットワーク内にある Xbox One コンソール(Xbox One X、Xbox One S、Xbox One)のプレイ映像とサウンドを簡単にストリーミングできるので、音が出るPCさえあればテレビと同じようにゲームを楽しむことができます。
なので、もしゲームに使えるテレビがなかったり、いま使っているPCディスプレイにサウンド機能がない(スピーカーが内蔵されていない、音の出力端子がない…など)という場合に特にオススメできる機能です。
PCと Xbox One との接続はとても簡単で、「Xbox」アプリを起動して左側にあるメニューから「接続」をクリックし、右側に表示される Xbox One 本体の一覧から「接続」→「ストリーミング」とクリックするだけでストリーミングが開始されます。
1.左側メニューの「接続」をクリックしてから起動したい本体の「接続」をクリック
2.「ストリーミング」をクリックするとストリーミングが開始される
3.ストリーミングが開始するとグリーンの幕が上がってくる
4.その後、Xbox One のホーム画面が表示される
ちなみに、テレビ映像とストリーミング映像のタイミングを比較したところ、遅延はほとんどなかったので、動きのあるゲームでも問題なくプレイできそうですね。
② 外付けHDDなしで長時間の録画ができる
Xbox One 本体にも録画機能がありますが、長時間の録画をするにはキャプチャ用に外付けHDDを用意しなければならないので、この機能があるのはとても助かりますね。
録画方法も簡単で、キーボードの「Windows ロゴ」+「G」キーを押すと「ゲームバー」という小さなウィンドウが表示されるので、そん中にある「録画」ボタンをクリックすれば録画が開始され、録画を停止する時は「録画」ボタンをクリックした後に右上に表示される「停止ボタン」をクリックします。
「Windowsロゴ」+「G」キーで起動する「ゲームバー」
録画中に表示されるミニウィンドウ。青丸に白い四角が「停止ボタン」
③ Xbox One の電源のON/OFFができる
Xbox One 本体の電源モードを「クイック起動」に設定しておけば「Xbox」アプリから マウスだけで Xbox One の電源をON/OFFすることができます。
地味な機能ですが電源をON/OFFするためにコントローラー持つ必要がないので微妙に楽ができます。
Xbox の電源モードが「クイック起動」になっていればアプリから電源のON/OFFが可能
④ プレイ映像を配信できる
自分は配信したことがないので使い方はわからないのですが、「Mixer」という動画配信サービスを利用することでプレイ映像を配信することができるようです。プレイ映像の配信はゲームバーの中にある「配信」ボタンをクリックして開始します。
まだまだ時間がかかりそうですが、カーレース系のゲームで世界の上位に入れるようになるまで腕が上達したら配信してみたいですね。
⑤ 文字入力をPCのキーボードからできた…はず…
以前は、ゲーム内で文字の入力があった時に、「Xbox」アプリに入力ボックスが表示されてPCのキーボードから文字を入力することができたのですが、先ほどこの機能を試そうとしたところ「Xbox」アプリに入力ボックスは表示されませんでしたので、もしかすると Xbox One や「Xbox」アプリの仕様や設定が変わったのかもしれません。
それほど頻繁には使いませんが、この機能があるとプリペイドカードのコード入力が楽になるので、もし廃止になっていたとしたらぜひ復活して欲しいですね。
以前は入力画面になるとアプリを起動しているPCのキーボードから入力ができたのですが・・・
その他・備考など
いろいろと便利な Windows 10 の「Xbox」アプリですが、快適に動かすにはある程度パワーのあるPCと、遅くないネットワーク環境(有線LAN、または高速な無線LAN)が必要になると思いますのでご注意ください。
END