コントローラーのトリガーから変な音が出るため分解メンテナンスを実施
トリガーを引くと変な音が出る
今年8月に新品で購入した Xbox 360 ワイヤレスコントローラーの話しなのですが、ここ最近になって右トリガーを引くとコントローラーの内部から「キュコッ!」という変な音(異音)が出るようになってしまった。
今のところ右トリガーの可動に異常があるわけではないので、そのままでもしばらくは問題なさそうですが、レース系ゲームをプレイするとアクセルをオン・オフするたびに「キュコッ!キュコッ!」と鳴るというのは集中力に影響がでそうなので、やっぱり放置はできない・・・
ということで、一度はメーカーに送って修理しようと考えたのですが、宅配便で送ったり受け取ったりするのもいろいろと面倒くさいので、今回は自分でメンテナンスすることにしました。
まずは、対処方法を検討
通常の流れだと「分解 → 清掃 → 注油」になりますが、問題のコントローラーは購入して間もないので分解して清掃をする必要はないでしょう。あとは「注油」になりますが、コントローラーのトリガー周りには少しだけすき間があり、そこから内部の可動部品が見えるので、今回はそのすき間から注油することにします。
いよいよ注油作業開始
いよいよ「注油」をしますが、今回用意したのは「CRC 5-56」で知られている呉工業の「CRC シリコンスプレー」というシリコーンオイルです。
なぜこのオイルにしたのかというと、臭いがなく無溶剤で部品が溶ける心配がないのと、金属だけでなくゴムやプラスチック、木や紙など、家中のいろいろなものに使えて便利だからというのもありますね。
まず「シリコンスプレー」をコントローラーとトリガーのすき間にスプレーしますが、スプレーする時間は「シュッ!」と一瞬だけにしました。
なぜなら、長く「シューーーーーーーッ!」とやってしまうと電気回路などにオイルが流れてコントローラーが壊れる恐れがありますので・・・。それと、電気が流れないようにバッテリーは外しておきました。
スプレーした場所はトリガーの左右2~4カ所くらいです。もちろん、どの場所もスプレー時間は一瞬だけです。
最後に、余分なオイルが回ってしまっているかもしれないので30分~1時間くらい放置して内部を乾燥させました。これで注油メンテナンスは終了です。
備考・その他
スプレーの仕方にもよりますが、自分の場合だとシリコンスプレーをスプレーしてから異音が消えるまでに何時間もかかりましたので、スプレー後すぐに異音が止まらないからといって何度もスプレーしない方が良いです。
感じとしては、スプレーして半日待って様子を見て、それでも異音が止まらなければ、もう一度スプレーして半日待つくらいペースで十分です。
もし、この方法を試しても異音が消えなかったりすぐに復活してしまう場合は、いよいよ「分解」してメンテナンスする予定です。
コントローラーの分解には穴付きのヘックスレンチが必須ですね
END