XBOX ONE X のゲーム日記

Microsoft のゲーム機 XBOX シリーズでゲームを楽しんでいる人のブログ

練習してもゲームが上達しないのは液晶テレビの「遅延」が原因かも?

液晶テレビの遅延イメージ

液晶テレビの「遅延」とは?

液晶テレビの「遅延」とは、コンソール(Xbox One など)が出力する映像データを液晶テレビが受け取ってから実際に画面に表示するまでの時間差のことで、この遅延が小さければ小さいほどテレビゲームに向いた液晶テレビだといわれています。

「遅延」が大きいとゲームが上達しなくなる?

遅延も僅かであればそれほど問題にはなりませんが、0.3~0.5秒を超えるようになると徐々に動きの激しいゲームのプレイが難しくなってきます。

それはなぜかというと、遅延が大きくなるとコンソール(Xbox One)が出力している映像と実際に液晶テレビが表示している映像との「ズレ」が大きくなってしまい、正しいタイミングでコントローラーを操作することができなくなるからです。

なので、もし「どんなに練習しても素早い動きに対応できない・・・」と感じているとしたら、一度、今使っている液晶テレビに大きな遅延がないか調べてみた方が良いでしょう。

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遅延が大きいとシンプルなシューティングゲームもプレイが難しくなる…

液晶テレビが大きな「遅延」を発生している

テレビゲームの遅延は以下の機器で発生します。

  1. コントローラー
  2. コントローラーと本体間の通信
  3. コンソール(Xbox One
  4. HDMIケーブル
  5. 液晶テレビでの映像作成処理 ← 最大の発生源

以上の5つで発生しますが、最も大きな遅延を発生しているのは5の液晶テレビだと考えられるので、遅延を小さくしたい場合はここをしっかりと対策すると良いでしょう。

4K対応テレビよりもフルHDテレビ?

フルHDテレビは4K対応テレビよりも解像度が低いので映像処理も軽く「遅延が小さい」というイメージがありますが、やはりフルHDテレビでも映像の処理能力が低ければ大きな遅延が発生することには変わりはありません。

フルHDテレビだから大丈夫だろう・・・」と安易に考えるのは危険です。

買ってから後悔しないためにも、ゲーム用の液晶テレビを買う時はアマゾンや価格コムの商品レビューや口コミを徹底的にチェックして、遅延が小さいことを確認してから購入した方が良いですね。

液晶テレビの遅延チェック

液晶テレビの遅延をチェックする場合は、アナログスティックよりもオンとオフがはっきりしている「十字キー」を押した方がわかりやすいです。

また、確認のためにプレイするゲームもシンプルで処理の軽い「2D」の方が良いでしょう。ナムコレトロゲームシリーズ「ギャラクシアン」「パックマン」「ディグダグ」などが遅延チェックにおススメです。

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遅延のチェック方法は、ゲーム内のキャラクターを何度も「十字キー」で左右に動かして、その時の液晶テレビの画面の反応をみるだけですが、この時に「あれ?」と思うほどの遅れを感じたら「遅延が大きい」と判断できるので、何かしらの遅延対策を考えた方が良いでしょう。

液晶テレビの遅延対策

もしゲームをプレイしている時に「動きのあるゲームがプレイしにくい」「何となく遅延が大きい」と感じたら、まず、使っている液晶テレビの「映像モード」を確認し、負荷が高い(映像調整が多い)モードだった場合は、それを負荷の低いモードに変更してみてください。

もし、負荷の低いモードに変更してもあまり変化がない場合は、さらに映像の「詳細設定」から、「ノイズ軽減」「コントラスト調整」「シャープネス処理」などの液晶テレビの負荷になりそうな調整をすべて「オフ」にしてみてください。

それでも、思ったように改善しないときは・・・残念ですが、液晶テレビを買い替えるしかないということになりますね・・・。

備考・その他

自分は、ここ最近までメインで使っている4K対応テレビ(LC-40U45)に不満を感じることはなかったのですが、先日購入したフナイ製のフルHDテレビで手持ちの約40種類のゲームをプレイした結果、メインの4K対応テレビ(LC-40U45)にはある一定以上の素早い動きに対応することが難しくなる「遅延」があるということが判明しました。


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そして、これまでの「小さな遅延であればゲームには全く影響ないだろう…」という考え方が間違っているということがわかりました。

「きれいな映像で楽しめればいい」というのであれば一般的な4K対応テレビで問題ないと思いますが、もし「特訓して上を目指したい!」のならば、テレビ(モニター)にもしっかりこだわった方が良いでしょう。(^^♪

END