久しぶりにプレイしてわかった「FORZA MOTORSPORT 6」の良いところ悪いところ
FORZA MOTORSPORT 6 をプレイ
今回は、最新作「FORZA MOTORSPORT 7」の登場でプレイする機会がめっきり少なくなってしまった「FORZA MOTORSPORT 6」をプレイして、個人的に感じた良いところと悪いところを考えてみたいと思います。
※「FORZA MOTORSPORT 6」は2015年に発売されたモータースポーツゲームで、シリーズの6作目、10周年を記念するゲームです。
FORZA MOTORSPORT 6 の良いところ
① 放置した時のガレージ映像
「FM6」は、ゲームを放置している時のガレージ映像が南国のリゾート感たっぷりでついうっとり眺めてしまいます。BGMも映像にマッチしたヒーリング系で、どこか遠く宇宙の彼方から聞こえてくるような謎めいた響きがあって、マッタリとした心地良さがあります。
ガレージに佇むスーパーカー
② 最大出走台数24台のレース
出走台数24台でのレースはまさに圧巻です。しかも、それぞれのマシンが人間的な動きをしているので他車がコンピューターだとわかっていても自然とハマって熱くなります。
24台が一斉にスタートする様子は迫力あり
③ コンピューターがミスをして助けてくれる
「FM6」ではコンピューターの車がよくミスをしてくれるので、ゴールの直前で棚からぼたもち的に優勝したり入賞困難な状況から奇跡的に3位以内に入賞することが多く、最後まであきらめずに走ることの大切さを学ぶことができます。
これは「FM5」や「FM7」には少ない現象なので「FM6」だけの特典ではないかと思います。
コースアウトしたコンピューターのマシン
FORZA MOTORSPORT 6 の悪いところ
① スタート直後の大渋滞
「FORZA MOTORSPORT 6」はスタート直後のコーナーがタイト(きついコーナー)だとそこで大きな渋滞が発生します。
出走台数が24台に増えているので渋滞するのはある意味仕方がありませんが、渋滞でもまれているうちにマシンが大きなダメージを受けて、最悪の場合はリスタートすることにもなってしまうのでなかなか面倒です。
② 予選がない
「FM6」には・・・というより、もともと「FORZA MOTORSPORT」シリーズにはスタート位置を決める「予選」というものがありません。
スターティンググリッドはマシンか何かの基準によって決まり、通常は10番手前後からのスタートになります。したがって、レースでは必ず大渋滞に巻き込まれ激戦になってしまいますが、毎回最後尾から追い上げなければならない修行系のゲームよりはマシかもしれませんね。
③ タイヤのグリップが弱い
次に「FM6」をプレイしていつも不満に感じるのが、タイヤのグリップが弱いということです。出しているスピードに合わせて十分早めにブレーキをかけているつもりでも、タイヤが滑って思い通りに減速しなかったり、コーナーでもマシンが流れてアウト側に飛び出してしまうケースがかなり多いです。
タイヤのグリップも滑り方も物理的に計算しているはずなので、間違っているとは思いませんが、もう少しブレーキング時やコーナリング時にタイヤのグリップを感じられるようにしてもらいたいですね。
④ スピード感が少ない
これは「FM6」だけでなく「FORZA MOTORSPORT」シリーズ全体にいえることなのですが、100km/h以下の低速時の背景の流れが遅いせいで、スピード感が少ないと感じる時がよくあります。
そのため、低速コーナーが多いコースでは、50km/hくらいで走っているつもりが実は100km/h以上出ていてコースアウトすることがかなり多いです。
個人的には、今の1.5~2倍くらいのスピード感がちょうど良いような気がしますが、そうすると、コースを1.5~2倍の大きさに作り直さなければならず、また、スピードアップについてこれないプレイヤーが出てくるので、なかなか難しいところがあるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「自分もそう思ってた!」「わかるわかる!」という方もいれば「わかってないなぁ…」「自分はそうは思わないなぁ…」という方もいると思いますが、あくまでも個人的に感じた良いところ悪いところということで、ぜひご了承いただければと思います。
END